"必要なのは体力と確認"
親会社から送られてくるデータを加工し、伝票を発行しています。
全国各地にある営業所へ届けるため、膨大な量の出荷作業を二日間に分けて行なっております。
伝票を見て棚から取ってくるため、途中で作業の手を休めることもできず、休憩時間が来るまでピッキングを続けます。
ミスをしてしまうこともありますが、梱包作業にて再確認をしていることと、出荷前に棚卸しをしているために、カバーすることができています。
歩いてピッキングをしている体力と、重いものを持つ筋力、途切れない集中力、ミスをしない確認能力、商品把握や場所の認識など、高度な技術を要する作業です。
他の作業にも言えますが、納期が短い作業は一つのミスが致命的になりかねません。
ピッキングが滞ると迷惑をかけてしまうので、トラストパートナーとジョブコーチがマンツーマンで作業を行なっております。
"急がば回れの精神"
出荷をする上で気を付けていることは「急がば回れ」です。
急ぐと焦ってしまい、確認や梱包に支障が出てきます。
確認においての大きなミスは、数量の過不足や、サイズの違いを見落としてしまうことです。
梱包においては、入れ方が雑になるり商品が傷んでしまうことや、適正な箱のサイズを間違えてしると、出荷にかかるコストが増えてしまいます。
また、発送先を間違えることに繋がりかねません。
一つ一つを落ち着いて、冷静に確認し梱包していくこと。
商品の数量に限らず、入れ方や使用する箱、発送伝票のあて名や到着日まで、しっかり確認をして出荷するよう心がけています。
トラストパートナーの皆も参加できるようにマンツーマンで行なっていますが、作業工程が多く、繁雑でスピードが求められるため、限られた方しか遂行できないのが現状です。
"地味ながら頭を使う作業"
出荷があれば入庫もあります。
10㎏以上の包みが600包み届くこともありますが、この時ばかりは障がいの有無は関係なく、力自慢総出で荷下ろしから在庫までを行ないます。
スペースにも限りがあるため、こまめに整理整頓を行なっております。
物流の兼ね合いで突発的に荷受けすることもあります。
その場合はジョブコーチが行ないます。
"ミスや抜けの無いように"
弊社で保管している資材や帳票は、100%親会社の預かりものとなっております。
そのため、毎日棚卸しを行ない、在庫管理をしております。
棚卸しの確認方法は計算が必要であることと、アイテム数が多いため混乱しやすく、ジョブコーチのみで行なっています。
入庫処理については、トラストパートナーが行なっております。
ジョブコーチが荷受けをし帳簿に記載。トラストパートナーがPCにて登録をしてから、納品報告を親会社へ連絡(FAX)しています。