※これから紹介する作業のすべてを、トラストパートナーが行なっています。
"木栓加工の大黒柱"
木栓セットに始まる。
入社しすぐに覚える作業であり、生産工程も一番最初。
弊社オリジナルの型枠に、
大と小それぞれの木栓をセットする作業です。
大きい木栓は500個、小さい木栓は1000個と、
手先を使い一つ一つ器用に入れていくので、集中力を伴います。
また、品質の検品作業も兼ねていますので、注意力も必要となってきます。
"多い時には4度重ね塗り"
それでも諦めないで完成品をつくっています。
木栓の表面に、筆とペンキを使い塗装する作業です。
木栓の表面は凸凹があるので、溝にペンキが付きにくい点と、木栓自体がペンキを吸収してしま うため、4回程度重ね塗りが必要になっています。
一定水準を維持するためには、重ね塗りと多少の技術に基づいた質の判断ができなければなりません。
色展開は、ブラウン / ライトブラウン / グレー / ホワイト / クリーム
上記の5色があり、他色が混ざることにより、質の低下の無いよう筆を使い分けています。
ペンキのつけすぎにより、ペンキが垂れて型と木栓を接着してしまうことがあるます。木栓を取るとき抜けなくなってしまうので、表面だけをうまく塗るよう心がけています。
手先の器用さと質の判断が必要で、根気も必要な作業です。
塗りムラの確認は木栓取りでしかできません。
一つ一つ塗りムラがなく、一定の塗装品質を保っているか確認してから、抜き取っていきます。
塗りムラがあった場合は、妥協をせずに再度塗装をします。
弊社では妥協をするたびに質が低下すると心得ており、
社員一同一切妥協は致しませんし、妥協を嫌います。
完全ハンドメイドでありますので、質の水準を一定に整えることは難しいのですが、
日々、研修や弊社独自の技能検定などで、高品質を維持しております。
"特殊な生地を独自で裁断"
自社オリジナルの裁断方法。
アラミド・フィブラ繊維シートを、自社ならではの裁断方法で、
一日2000枚程度生産しております。
生地が柔らかく、繊維も非常に繊細であるため、
手作業で裁断ラインを微調整をしながら裁断しておりますので、
集中力が必要であると同時に、
相応の体力や根気もいる大変な作業です。
各自が在庫数や、当日の裁断枚数を打合せして行なっております。
"細心の注意を払い全国へ発送"
一刻を争うと想定すること。
シートの出荷は、
事前に定数をピッキングすることから始まります。
ピッキングした数量が正しいかを三人体制で確認をし、
伝票を発行。
発行した数量を別のものが確認し、梱包を行ないます。
梱包の際は三人一組になり、
最終で中身の確認をするものが封をします。
「送り間違いは着日がずれる。着日がずれたら施工が遅れる」
それを念頭に、日夜出荷にいそしんでおります。